2007年11月17日土曜日

「レミーのおいしいレストラン」 を観て

ピクサースタジオ制作のディズニー映画である。
生まれつき「味」「香り」の感覚が敏感で、パリの有名なシェフ ”グストー”に憧れる一匹のネズミが主人公のレミーである。
レミーは、家族や仲間たちからはぐれてしまい独り途方に暮れていると、グストーの幽霊に声をかけられる。
幽霊の言葉に従ってビルの屋上に上がってみると、そこからはグストーのレストランのカンバンが見えた。引き付けられるようにレミーがキッチンに行ってみると、新入りシェフのリングイニが勝ってに作ったスープは「マズーイ」ものだった。見ていられずレミーはその味を直そうといろいろスパイスなどを加えるのだった。

ネズミはレストランでの嫌われ者である。ネズミがシェフになどなれるわけがない。人間はネズミの敵である。
それでもレミーは希望を捨てない。それは料理が好きだから・・・。
世界の子供たちに「夢」や「希望」などを与えられる映画であるとともに大人にも自分の考えの及ばないこと、「非常識」だと思うことを受け入れる「勇気」を持つことを訴えている。
キャラクターの可愛いさもさることながら、こういう良質の映画を高いレベルで世界に送り出せる会社があることを、私は実に素晴らしいことだと思う。

文字通り子供から大人まで、どんな人が観ても充分に楽しめる作品だと思う。

2007年11月15日木曜日

「バブルへGO タイムマシンはドラム式」 を観て

阿部寛、広末涼子、吹石一恵、薬師丸ひろ子 らが出演するコメディドラマである。
1990年に主演の広末がトリップすることで、今風の主人公と当時の環境とのギャップがコミカルで 面白い。フランス映画の影響かは知らないが、広末をはじめ女性の足を魅力的に撮ることを意識 されているように感じる。広末の役柄は彼女のキャラに良くマッチしており好感が持てる。
この作品をきっかけに当時の自分を思い出すと、確かにバブルの恩恵を受けてことが今更ながら 思い出される。
私自身はともかく、友人たちにも景気のいいことを言っていた連中が確かにいた。
私にも、オーストラリアから変な車を(少数だが)輸入して国内で販売しようという話を、友人から もちかけられたりしたこともあった。
「試しに1台入れた」というので一日預かって乗り回してみたが、日本で乗るにはちょうどいい車 だと思った記憶がある。
デザインはモーガンをぐっと小さくしたような感じで、エンジンはVW製だった。ボディはオールFRP で車重が軽いためけっこう楽しく走れた。オープンスポーツのムードは充分楽しめた。
しかし、経過は忘れたが結局この話は実現しなかったため、私がこの車とお付き合い出来たのは その日限りになってしまった。
あの車は今も残っているのだろうか。出来れば再び対面したいものである。

2007年11月14日水曜日

ご挨拶

ブログを開設してみました。
パソコンも触り始めてから8年近くになりますが、まだまだ解らないことだらけ。
車も、音楽も大好きですが、持っている知識も偏って「何でも」とは到底いきません。
物作りも「木」「金属」「レジン系」など少しかじり、写真も昔は「趣味」に入れていました。
「オーディオ」などという最近はあまり聞かなくなった趣味もやっていました。
最近は「映画鑑賞」程度しか出来ませんが、ではとっても詳しいのかと聞かれると「いまいち」 となります。
夜更かし、たばこ、コーヒー、肉料理 と比較的不健康なものが大好き。
賭け事、お酒、は苦手。女性、仕事は人並み。
とまあ、こんな中年男の愚痴とも自慢ともつかないたわごとを、ブログで公開したら
「はたして見てくれる人はいるのだろうか」 と突然思い、このブログ開設となりました。
当面誰も見てくれなくても、少しずつ思いついたことを残していこうと思います。
万一、興味を持ってくださる方が、この「庭」で遊んでいっていただけたら幸いです。